2019.01.18 更新
第45回 河川情報センター講演会報告
開催日時 : 平成31年1月18日(金) 13:30~16:45
場 所 : サンポートホール高松 ホール棟4F 第1小ホール
参加者数 : 135名
講 師 : 一般社団法人 日本気象予報士会サニ―エンジェルス
山本 由佳 氏〔代表〕
島田 賀子 氏〔副代表〕
一般社団法人 砂防・地すべり技術センター
大野 宏之 氏〔専務理事兼砂防技術研究所長〕
講演概要:
【山本 由佳氏、島田 賀子氏】
防災・減災につながる気象知識と防災気象情報
気象予測技術の進展に伴い、防災気象情報も高度化・改善している。一方で、一般市民の日々の暮らしや災害時に、それらが活かし切れていない現状がある。
一般市民(特にお母様)に対して、防災・減災につながる知識や情報になるよう、どのような工夫(簡易な実験や紙芝居等)をし、伝えているのか具体的な事例や聴講者の参加による実験(雲をつくる、団扇で風速)を交えながら紹介していただいた。
【大野 宏之氏】
激甚化する土砂災害とその対策
我が国における土砂災害の特徴とその発生原因を示すとともに、近年頻発する土砂災害について被害状況を詳述し、砂防事業の効果事例を紹介しつつ、ハード・ソフト両面からの土砂災害対策の変遷と現状を明らかにする。
さらに、近年、大きな問題となっている流木対策等の新たな技術や地震と土砂災害に触れ、今後の砂防技術の展開と方向性について講演していただいた。