2020.01.30 更新
第49回 河川情報センター講演会報告
開催日時 : 令和2年1月16日(木) 13:30~16:30
講演Ⅰ 13:35~14:45
講演Ⅱ 15:00~16:30
場 所 : サンポートホール高松 第1小ホール
参加者数 : 172名
講 師 : 講演Ⅰ
進藤 嘉樹 氏
〔陸上自衛隊 第14旅団司令部第4部 建設班長1等陸尉(活動時:小隊長)〕
板垣 通夫 氏
〔陸上自衛隊 第14後方支援隊 補給中隊長3等陸佐(活動時:入浴支援隊長)〕
講演Ⅱ
布村 明彦
〔一般財団法人河川情報センター理事長・中央大学研究開発機構教授〕
講演概要:
講演Ⅰ 30年度7月豪雨における災害派遣活動
・宇和島市における応急復旧活動
・大洲市における生活支援活動
【進藤 嘉樹氏、板垣 通夫氏】
四国4県の防衛警備、災害派遣を任務とする第14旅団の概要及び、平成30年7月豪雨災害に伴う愛媛県内での災害派遣活動において、被災地で活動する部隊の指揮官として感じた事や教訓事項について講演していただいた。
講演Ⅱ 逃げ遅れゼロのための災害情報は今後如何にあるべきか
【布村 明彦氏】
最近、全国的に水害が多発しており、避難を始めとする対応の遅れから、尊い命や資産が失われている。災害時に、住民の方々が「我がこと」として自分のリスクを認識でき、的確に避難行動を開始(避難スイッチ)するために、気象警報、身近な雨量・水位・氾濫などの現象情報、避難勧告等の避難情報は、今後どのように改善され活用されていくべきか、近年の水害時の住民の判断・行動調査結果も踏まえ、一緒に考えていく講演となった。