2020.03.10 更新
第50回 河川情報センター講演会報告
開催日時 : 令和2年2月21日(金) 10:40~12:00
場 所 : 山形市民会館 小ホール
講 師 : 風間 聡 氏
東北大学 大学院工学研究科 土木工学専攻 水環境システム研究室 教授
講演概要:
近年の豪雨災害とその備え ~地方の減災と適応~
地球温暖化による豪雨災害が顕著になりつつあり、被害の増加が予想されている。及び気候変動が水環境に与えることにより、様々なインパクトが予想される。近年、観測記録最大を上回る豪雨が全国的に増加するなど雨の降り方が局地化・集中化・激甚化するとともに、斜面災害や洪水の被害が広域に及ぶ。水害による施設被害や逃げ遅れなど人的被害も発生している。人口減・高齢化社会における、水害に強い将来の国土のあり方を考える時期にきている。
本講演では、近年発生した河川災害の特徴・課題・教訓、地球温暖化・気候変動が水災害に与えるインパクトと備え、今後のあり方について、述べていただいた。