2019.02.21 更新
第46回 河川情報センター講演会報告
開催日時 : 平成31年2月21日(木) 13:00~14:45
場 所 : 秋田市にぎわい交流館AU(あう) 3F 多目的ホール
参加者数 : 116名
講 師 : 永吉 武志 氏〔秋田県立大学 生物資源科学部 アグリビジネス学科 准教授〕
向井 正大 氏〔一般財団法 河川情報センター 流域情報事業部長(技術士 建設部門)〕
講演概要:
【永吉 武志氏】
近年の豪雨災害とドローン・ICTを活用した河道及び河川構造物の管理・保全技術
近年、時間雨量50mmを上回る豪雨が全国的に増加するなど、雨の降り方が局地化・集中化・激甚化している。河川においては、洪水による堰や護岸などといった河川構造物の被害も多く見られ、それら施設の管理・保全のあり方が課題となっている。本講演では、河川構造物の管理・保全技術の開発、更には河道の砂州・ミオ筋等の変動特性を把握するためのドローンやICT等の最新技術を活用した新たな河道管理の取り組みについて、講演していただいた。
【向井 正大氏】
水害時の住民一人ひとりの行動計画の検討手法について-マイ・タイムラインの取り組み-
2015年9月に関東・東北豪雨において、鬼怒川下流部の堤防決壊により常総市の面積の約三分の一が浸水被害を受け、避難の遅れや孤立が発生したことを踏まえ、住民一人ひとりが自分自身にあった避難に必要な情報・判断・行動を把握し、自分の逃げ方を手に入れるためのマイ・タイムラインの検討手法について紹介していただいた。