2018.06.01 更新
第42回 河川情報センター講演会報告
開催日時 : 平成30年6月1日(金) 14:00~16:10
場 所 : 札幌エルプラザ 大ホール
参加者数 : 259名
講 師 : 志田 昌之 氏〔気象予報士(前旭川地方気象台長)〕
今 日出人 氏〔北海道大学工学研究院 特任教授(地域防災学分野)(前北海道開発局長)〕
講演概要:
【志田 昌之氏】
知っとく・なっとく気象情報
北海道内は本州に比べて水災害は少ないと言われてきましたが、近年では他の地域に勝るとも劣らない大雨を観測するなど、洪水発生の頻度が高まってきており、これまで経験したことのない地域でも土砂災害や浸水被害が増えてきている。それに伴って気象情報も進化し、多様化してきた。近年の降雨傾向と気象情報の読み方、水災害に対する心構えの必要性などについて述べていただいた。
【今 日出人氏】
大規模な災害とその対応
平成23年度の東北地方太平洋沖地震、平成28年度の北海道内各地での大雨災害など局地的な災害が近年頻発してる。 被災の状況や災害発生後の復旧に際して地域住民や地元企業の取り組みの重要性、災害への備えなどについて述べていただいた。