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2025.01.09 更新

2024年 河川情報取扱技術研修結果

2024年(第30回)河川情報取扱技術研修の開催報告

 一般財団法人河川情報センターは、2024年11月5日(火)~12月6日(金)にわたりWebオンデマンド方式にて「2024年(第30回)河川情報取扱技術研修」を開催いたしました。Webオンデマンド方式は、YouTubeを利用しており、開催期間中いつでも受講可能です。
 本研修は、河川情報の基礎となる降水量・河川水位・流量観測や、河川情報の提供状況、河川情報に関係する最新の技術等を紹介し、業務等に活かしていただくことを目的としており、国、地方自治体や民間企業などから798名に参加いただきました。なお、本研修は(公社)土木学会のCPDプログラム、(一社)全国測量設計業協会連合会の設計CPDの単位認定の対象となっています。

 ■ 研修内容

近年の豪雨災害の特徴と適応策 スイスにおける超過洪水対策

開講の挨拶及び、近年の豪雨災害の特徴・外国での超過洪水対策等について説明

(一財)河川情報センター
理事長
池内 幸司

国土交通省における河川情報の活用と施策の展開

近年の災害の状況と今後の防災・減災対策を踏まえた河川情報の提供、防災・減災分野での新技術の活用(DX)等の取り組みについて説明

国⼟交通省
水管理・国土保全局
河川情報企画室長
久保 宜之

河川の戦略的維持管理について

河川の維持管理に関する最近の取り組みについて説明

国⼟交通省
水管理・国土保全局
河川保全企画室長
尾松 智

水文観測と河川情報の活用

水文観測に関する基礎的な知識と、川の防災情報等の河川情報提供システムの活用方法について説明

川の防災情報

(一財)河川情報センター
研究第2部長
澤野 久弥

非接触型流速計測法に関する最新の技術動向について

日本における河川の流量観測の基本と、画像処理型を中心とした最新の流速観測技術(非接触型流速計測法)について説明

神戸大学
名誉教授
藤田 一郎

近年の気象動向と気象情報

近年の気象傾向と、気象に関する情報の取り扱い等について説明

(株)ハレックス
参与(元 気象庁 予報課長)
市澤 成介

 ■ 参加者のご意見

・存在は知っていたが詳細を知らなかった内容を分かりやすく解説していただいたので大変満足

・講義は短く要点がまとめられwebで隙間時間に視聴できるので大変助かりました。

・河川維持管理、気象情報等幅広い分野の受講ができ勉強になりました。

・スイスの洪水対策の事例紹介など、最新の情報を知ることができた。

・河川管理者として日常でも触れている内容もあったが、再認識することができたし、他国との比較もできて満足いくものであった。

・河川情報や気象情報に関して、網羅的に説明されている。また、今年の気象状況について解説があった。

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