2020年 災害危機管理研修(Web)結果
2020年 災害危機管理研修(Web)の開催報告
一般財団法人河川情報センターは、2020年11月24日(火)~12月18日(金)にかけて、Web配信方式により、「2020年 災害危機管理研修」を開催いたしました。
例年は当センター(東京都千代田区)で開催しておりましたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、Web配信方式(YouTubeを利用)とし、開催期間の間いつでも受講できる形式としました。
■研修プログラム
○「講義1 水防行政の最近の取組み状況について」(60分程度)
講師 国土交通省水管理・国土保全局 河川環境課 水防企画室長
浦山 洋一 様
水防法の概要やこれまでの水害を踏まえた法改正経緯、水防活動の概要や水防団の役割、水害リスク周知のための最近の取組等についてご講義いただきました。
○「講義2 防災行政における警戒避難の枠組み」(60分程度)
内閣府政策統括官(防災担当)付 企画官(調査・企画担当)
古市 秀徳 様
「避難勧告等に関するガイドライン」や大規模水害等に関する現在の国の取組み等についてご講義いただきました。
○「講義3 豪雨災害における復旧・復興について」(50分程度)
岡山県倉敷市副市長
原 孝吏 様
西日本豪雨における被災状況、復旧・復興対応について、今回のご経験を踏まえた知見を交えながらご講義いただきました。
〇「講義4 進化する災害報道と広報対応」(50分程度)
日本放送協会 報道局 災害・気象センター センター長
橋爪 尚泰 様
頻発する災害の被害を減らすため進化している災害報道の最前線や、自治体はメディアとどう連携すべきか、広報対応のコツについてご講義いただきました。
〇「講義5 災害危機管理と訓練」(80分程度)
帝京大学名誉教授
志方 俊之 様
日本の災害危機管理の第一人者である志方教授より「災害危機管理とは何か」をわかりやすく解説いただき、訓練の必要性をご講義いただきました。
■受講申し込み状況
175名の方から受講申し込みを頂きました。
175名の内訳は、国職員27名、都道府県職員46名、市区町職員33名、独立行政法人1名、民間企業68名でした。
■アンケート結果
(回収数49 国:5 都道府県:1 市町村:8 独立行政法人:1 民間企業:34)
1.全般的な評価
◇ 研修に参加して得るところがあった | 100% |
◇ 研修時期について適当である | 84% |
◇ 研修カリキュラムについて今のままでよい | 90% |
◇ 研修に参加して全般的に感じたこと | |
イ.災害時の危機管理に役立つ | 100% |
ロ.日頃の問題点や疑問点の解決に役立つ | 94% |
ハ.研修で理解習得できたものを活用したい | 100% |
ニ.今後の自己啓発の動機付けとなる | 94% |
ヘ.今後も同様のウェブ方式の研修に参加したい | 82% |
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◆ウェブ配信方式の開催に関する意見
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web 配信していただくことで、時間がとれるときに聴講できました。平日の決められた対面での開催に比べて、移動時間も必要なく、時間がとれる時に(休日に)、分割して聴講することができ、対面での開催とあわせてこのようなweb での配信も実施していただけると参加しやすいと思います。
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動画講義配信で、だれでも受講できるとのことで受講しました。地方に住んでいると、東京までの出張などは時間制限もあり困難です。このような動画配信形式ですと地方でも受講でき助かります。
◆ロールプレイング方式の図上訓練に関する意見
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