国土交通省が行う「革新的河川管理プロジェクト」に参画し、関係企業と連携・協力して、河川管理及び災害対応の高度化のための技術開発に取り組んでいます。
①3次元測量データの活用技術の開発
ドローン開発を行う企業、航測技術を有する企業などと連携し、赤外レーザーによる面的な地形の計測、グリーンレーザーによる水面下の河床の計測、および計測したデータの処理技術などの開発に取り組む。
②リアルタイム水位情報等の提供システムの開発
危機管理や住民の避難行動にかかるリアルタイムの水位情報の重要性を踏まえ、河川管理者や住民が、スマートフォン、タブレット、PC等を用いて、簡易に閲覧し、避難行動の参考にすることができる水位情報システムの開発・運用(予定)に取り組む。水位情報の表示にあたっては、氾濫や浸水の危険度、堤内地の地盤の高さと水位との関係などが分かりやすいように工夫する。
また、水位計を開発する企業と協力し、低価格かつメンテナンスフリーの危機管理型水位計の現地実証実験を継続します。