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2019.03.28 更新

2018年度 災害危機管理研修の結果


平成30年度 災害危機管理研修の報告

 平成30年度の災害危機管理研修は全国の自治体等から27名の参加を得て、11月14日(水)~16日(金)に実施しました。


講義

開講式の様子(理事長の挨拶)

図上訓練

講義中の様子



図上訓練中の様子(本部会議中)

現地見学会の様子(あらかわ号乗車時)


 ● 平成30年度災害危機管理研修の概要


<講義>(敬称略)

○「水防行政の最近の取組み状況について」

国土交通省水管理・国土保全局 河川環境課 水防企画室長 福渡 隆 氏

近年の水害を踏まえた水防施策における対応や水防活動の活性化等、最近の水防行政の取組み等についてご講義いただきました。

○「避難勧告等に関するガイドラインについて」

内閣府 政策統括官(防災担当)付参事官(調査・企画担当)付企画官 高橋伸輔 氏

「避難勧告等に関するガイドライン」や大規模水害等に関する現在の国の取組み等についてご講義いただきました。

○「平成29年7月九州北部豪雨と日田市の防災対策」

大分県日田市 総務部 防災・危機管理課  課長 新原守人 氏

近年、水害を受けた現場から、経験を踏まえた知見、対応策やその取組み状況についてご講義いただきました。

○「進化する災害報道と広報対応」

NHK報道局 災害・気象センター長 橋爪尚泰 氏

頻発する災害の被害を減らすため進化している災害報道の最前線を伝えるとともに、自治体はメディアとどう連携すべきか、広報対応のコツについてご講義いただきました。

○「災害危機管理と訓練」

帝京大学 名誉教授 志方俊之 氏

日本の災害危機管理の第一人者である講師が「災害危機管理とは何か」をわかりやすく解説し、訓練の必要性を説きます。志方名誉教授は、ロールプレイング方式による災害対策本部運営訓練のエキスパートであり、当日は訓練実技の指導も行いました。

○「陸上自衛隊の災害派遣について」

陸上自衛隊 東部方面総監部防衛部防衛課 防衛課長 黒木 崇 氏

最近の自衛隊の災害派遣の事例を交えながら、災害時における自衛隊の役割や災害派遣活動についてご講義いただきました。


<図上訓練(実技)>

 図上訓練はロールプレイング方式で行われ、参加者は自治体の災害対策本部の役割で、高知県を流れる仁淀川の増水時における対応を訓練しました。

受講者はシナリオを事前に知らされず、時刻の経過とともに明らかになる大規模な洪水氾濫の状況の下、災害対処活動を体験しました。災害対策本部の情報管理には、当センターが開発した「危機管理支援システム」を使用して、情報の共有化を図りながら演習を行いました。


<災害時想定行動の討論>

 図上訓練終了後、受講者全員で災害対処活動を振り返り、「状況把握・情報整理・情報共有について」のテーマについて、今後の防災活動に活用するための討論を行いました。


 ■タイムテーブル


※図をクリックすると拡大表示されます


 ■参加者内訳


平成30年度の研修参加者27名の内訳は、国職員2名、都道府県職員2名、市区町村職員21名、民間企業・その他2名でした。




分  類 主な参加者所属機関名  ※順不同
 国  国土交通省 関東地方整備局 松戸出張所
国土地理院 関東地方測量部
 都道府県  福島県、埼玉県
 市区町村  青森県八戸市
岩手県二戸市
宮城県仙台市
山形県天童市
埼玉県加須市、埼玉県東松山市、埼玉県さいたま市
東京都荒川区
神奈川県川崎市
長野県大村市、長野県筑北村、長野県上松町
岐阜県大野町、岐阜県可児市
静岡県静岡市
愛知県名古屋市、愛知県愛西市 
三重県いなべ市
愛媛県今治市
長崎県諫早市



 ■ アンケート結果

1.全般的な評価
 ◇ 研修に参加して得るところがあった 100%
 ◇ 研修の期間について大体良い 100%
 ◇ 研修時期について適当である 93%
 ◇ 研修カリキュラムについて今のままでよい 100%
 ◇ 研修に参加して全般的に感じたこと
   イ.災害時の危機管理に役立つ 100%
   ロ.日頃の問題点や疑問点の解決に役立つ 93%
   ハ.研修で理解習得できたものを活用したい 100%
   ニ.今後の自己啓発の動機付けとなる 96%
   ホ.受講者相互の交流が深められた 77%
   ヘ.今後もセンターの研修に参加したい 81%
2.図上訓練についての評価
 ◇ 演習編成は適切だった 100%
 ◇ 演習内容は容易に理解できた 84%
 ◇ 演習時の状況付与は適切に実施された 92%
 ◇ 演習時の情報交換は適切に実施された 56%
 ◇ 演習時に組織的に活動することができた 92%
 ◇ 地方自治体においてこの種の演習を実施する必要がある 100%
 ◇ 演習で配布された資料は役立つ 100%



 ■ 参加者の声(アンケート)


◆ 本研修を通じて最も有意義であったこと
1
訓練と言え、本番さながらの緊張感や切迫感を味わえたこと
2
限られた人員で実務をこなす難しさ、他班との情報の共有することの大切さ
3
次々と付与が追加される中で指示を待つのではなく、自らが情報を取りに行ったり、班長へ意見を言うなどできたことがよかったと思う
4
情報の整理、提供、共有は、個人のクセが出やすく、統一的な形でまとめるには、事前の打ち合わせが必須だと分かったこと
5
指揮系統の上から下まで講師していただいたのはありがたかった


当研修は公益社団法人土木学会のCPDプログラム認定を受けています。

単位数:17.2単位

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