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平成28年度 災害危機管理研修の報告
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平成28年度 災害危機管理研修の報告
 平成28度の災害危機管理研修は、全国の自治体等から15名の参加を得て11月16日(水)〜18日(金)に実施しました。
講義 図上訓練
講義  図上訓練 

 ■プログラム (敬称略)

<講義>
○「水防災意識社会再構築ビジョン」
国土交通省 水管理・国土保全局 河川計画課 河川計画調整室 課長補佐 木村 勲
 「水防災意識社会」の再構築のために国、自治体が取り組んでいるハード・ソフト対策の取組みについてご講義いただきました。
○「水害時の避難等について」〜警戒避難の枠組み等〜
内閣府 政策統括官(防災担当)付参事官(調査・企画担当)付企画官 森本 輝
 早期避難に向けた避難勧告等の判断・伝達や水害時の地方自治体の災害対応支援についてご講義いただきました。
○「平成27年度関東・東北豪雨からの教訓」 茨城県常総市 市民生活部安全安心課長 斎藤健司
 平成27年関東・東北豪雨における市の対応と教訓についてご講義いただきました。
○「陸上自衛隊の災害派遣について」 陸上自衛隊 第一師団司令部 第三部長 武本康博
 最近の自衛隊の災害派遣の事例を交えながら、災害時における自衛隊の役割や災害派遣活動についてご講義いただきました。
○「災害報道と広報対応」 NHK報道局 災害・気象センター 災害担当部長 菅井賢治
 災害が激化する中で、災害報道の実像並びに自治体広報とメディアとの連携について、災害報道の中枢であるNHK災害気象センター災害担当部長にご講義いただきました。
○「災害危機管理と訓練」 帝京大学 名誉教授 志方俊之
 日本の災害危機管理の第一人者である講師が「災害危機管理とは何か」をわかりやすく解説し、訓練の必要性を説き、ロールプレイング法による災害対策本部運営訓練の訓練実技の指導も行っていただきました。

<図上訓練(実技)>
 図上訓練はロールプレイング方式で行われ、参加者は自治体の災害対策本部の役割で、高知県を流れる仁淀川の「増水時」における対応を訓練しました。受講者はシナリオを事前に知らされず、時刻の経過とともに明らかになる大規模な洪水氾濫の状況の下、災害対処活動を体験しました。災害対策本部の情報管理には、当センターが開発した「危機管理支援システム」を使用して、情報の共有化を図りながら演習を行いました。

<災害時想定行動の討論>
 図上訓練終了後、受講者全員で災害対処活動を振り返り、反省点や改善策を検討して、今後の防災活動に活用するための討論を行いました。

 ■タイムテーブル (敬称略)

平成28年度 災害危機管理研修日程


※図をクリックすると拡大表示されます

 ■参加者内訳

 平成28年度の研修参加者15名の内訳は、国職員2名、都道府県職員2名、市区町村職員11名でした。



分  類 参加者所属機関名  ※順不同
 国  中国地方整備局、国土地理院
 都道府県  福島県、埼玉県
 市区町村  山形県天童市
 埼玉県川越市、埼玉県加須市、埼玉県松伏町、千葉県佐倉市
 神奈川県川崎市
 愛知県名古屋市(2)、愛知県愛西市、三重県四日市市
 長崎県大村市

 ■ アンケート結果

1.全般的な評価
設問01 研修に参加して得るところがあった 100%
設問02 研修の期間について大体良い 100%
設問03 研修時期について適当である 93%
設問04 研修カリキュラムについて今のままでよい 87%
設問05 (イ) 災害時の危機管理に役立つ 93%
(ロ) 日頃の問題点や疑問点の解決に役立つ 93%
(ハ) 研修で理解習得できたものを活用したい 87%
(ニ) 今後の自己啓発の動機付けとなる 87%
(ホ) 受講者相互の交流が深められた 87%
(ヘ) 今後もセンターの研修に参加したい 87%
2.図上訓練についての評価
設問14 演習編成は適切だった 100%
設問15 演習内容は容易に理解できた 73%
設問16 演習時の状況付与は適切に実施された 93%
設問17 演習時の情報交換は適切に実施された 20%
設問18 演習時に組織的に活動することができた 80%
設問19 地方自治体においてこの種の演習を実施する必要がある 100%
設問21 演習で配布された資料は役立つ 100%

 ■ 参加者の声(アンケート)

◆ 本研修を通じて最も有意義であったこと
(1) 国の話、その他機関の話が聞けたこと。他自治体の話が聞けたこと。
(2) 情報は取りに行かないと得られないことが分かった。
(3) 自治体の大変さが分かった。
(4) 実災害想定で、本部運営の動きを学べたこと。
(5) 情報を集約することのむずかしさがわかった。
この研修に関するその他の意見
(1) 災害対策本部のオペレーションを経験したことが無く、総合的な判断を行う立場にもしなった時、どんなことが要求されまた必要となるのかを実感として訓練できたことは非常に有意義でした。
(2) できるだけ多くの自治体職員にこの研修を受けてもらいたい。
(3) 知らない防災計画での訓練が出来たことが新鮮。
(4) 「非常時」であることを体験する上で「何もかも初めて」という状況は良かった。その場に臨機応変に対応する訓練になった。


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