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平成27年度 災害危機管理研修の報告
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平成27年度 災害危機管理研修の報告
 平成27年度の災害危機管理研修は、全国の自治体等から13名の参加を得て11月18日(水)〜20日(金)に実施しました。
講義 図上訓練
講義  図上訓練 

 ■プログラム (敬称略)

<講義>  ※敬称略
○「タイムライン(防災行動計画)の取組について」
国土交通省 水管理・国土保全局 河川環境課河川保全企画室 企画専門官 時岡真治
 災害発生に伴う様々な事象を想定し、とるべき行動を時系列で整理するタイムライン策定の取組等、水害時危機管理政策の最新の動向についてご講義いただきました。
○「水防法について」 国土交通省 水管理・国土保全局 河川環境課水防企画室 課長補佐 今井誠
 水防法の概要、改正の歴史、平成27年5月の水防法改正の内容等、水害時危機管理政策の最新の動向についてご講義いただきました。
○「津波災害の教訓」 岩手県宮古市 危機管理監 山崎正幸
 災害時における自治体の危機管理、実際の災害経験から得た教訓、災害時における状況や対応についてご講義いただきました。
○「災害時の自衛隊の対応について」 陸上自衛隊 第1師団司令部 第三部長 武本康博
 最近の自衛隊の災害派遣の事例を交えながら、災害時における自衛隊の役割や災害派遣活動についてご講義いただきました。
○「災害報道と広報対応」 NHK報道局 災害・気象センター長 辻村和人
 災害が激化する中で、災害報道の実像並びに自治体広報とメディアとの連携について、災害報道の中枢である「NHK災害・気象センター長」に講義いただきました。
○「災害危機管理と訓練」 帝京大学 名誉教授 志方俊之
 日本の災害危機管理の第一人者である講師が「災害危機管理とは何か」をわかりやすく解説し、訓練の必要性を説き、ロールプレイング法による災害対策本部運営訓練の訓練実技の指導も行っていただきました。

<図上訓練(実技)>
 図上訓練はロールプレイング方式で行われ、参加者は自治体の災害対策本部の役割で、高知県を流れる仁淀川の「増水時」における対応を訓練しました。受講者はシナリオを事前に知らされず、時刻の経過とともに明らかになる大規模な洪水氾濫の状況の下、災害対処活動を体験しました。災害対策本部の情報管理には、当センターが開発した「危機管理支援システム」を使用して、情報の共有化を図りながら演習を行いました。

<災害時想定行動の討論>
 図上訓練終了後、受講者全員で災害対処活動を振り返り、反省点や改善策を検討して、今後の防災活動に活用するための討論を行いました。

 ■タイムテーブル (敬称略)

平成27年度 災害危機管理研修日程


※図をクリックすると拡大表示されます

 ■参加者内訳

 平成27年度の研修参加者13名の内訳は、都道府県職員3名、市区町村職員9名、民間企業・その他職員1名 でした。



分  類 参加者所属機関名  ※順不同
 都道府県  福島県、石川県、広島県
 市区町村  山形県天童市、宮城県仙台市
 埼玉県戸田市、神奈川県川崎市
 愛知県名古屋市(2)、愛知県愛西市、三重県四日市市
 大分県杵築市
 民間企業・その他  防災コンサルタント

 ■ アンケート結果

1.全般的な評価
設問01 研修に参加して得るところがあった 100%
設問02 研修の期間について大体良い 100%
設問03 研修時期について適当である 92%
設問04 研修カリキュラムについて今のままでよい 69%
設問05 (イ) 日頃の問題点や疑問点の解決に役立つ 93%
(ロ) 研修で理解修得できたものを活用したい 100%
(ハ) 今後の自己啓発の動機付けとなる 100%
(ニ) 受講者相互の交流が深められた 85%
(ホ) 今後もセンターの研修に参加したい 100%
2.図上訓練についての評価
設問14 演習編成は適切だった 100%
設問15 演習内容は容易に理解できた 100%
設問16 演習時の状況付与は適切に実施された 92%
設問17 演習時の情報交換は適切に実施された 92%
設問18 演習時に組織的に活動することができた 100%
設問19 地方自治体においてこの種の演習を実施する必要がある 100%
設問21 演習で配布された資料は役立つ 100%

 ■ 参加者の声(アンケート)

◆ 全国から集まった防災担当職員と交流し、他の機関、自治体等の危機管理対策を学べた!
(1) 他機関の方の話を聞けて(有意義であった)。
(2) 他自治体の実状を聞くことができたこと。
(3) 全国に仲間が出来たこと。研修生所属組織の取組みが聞けたこと。
図上訓練を通じて様々な「体験」が得られました!
(1) 実際の災害時対応(避難所開設有り)をしていると思うぐらいにリアルに感じられ、緊張感があった。
(2) 危機管理関係の業務経験が浅く(1年目)、災害対応の経験も少ないため、図上訓練に大変得るところがあった。特に通常の職場で行う訓練と異なり、コントローラが知らない方なので本番に近い緊張感があった。
(3) 参加者の意識が高かった。人数と情報は処理できるか否かのぎりぎりだった(本番ではありうること)。
(4) 自治体では自分の担当部局にしかなかなか目がいかないが、他部局との連携についてイメージできた。
(5) 他の人の行動を見て、自分の行動を評価するとどうであったか疑問は残るが、とにかく時期逸することなく行動することの大切さを教えられた。


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