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平成26年度 災害危機管理研修の報告
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平成26年度 災害危機管理研修の報告
 平成26年度の災害危機管理研修は、全国の自治体から24名の参加を得て11月19日(水)〜21日(金)に実施しました。
講義 図上訓練
講義  図上訓練 

 ■プログラム (敬称略)

<講義>  ※敬称略
○「平成24年8月13・14日 京都府南部地域豪雨災害の教訓」 京都府宇治市 危機管理監 澤畑信広
 平成24年8月に大きな災害を受けた自治体の危機管理について、災害対策本部を起ち上げ、不眠不休で対応する職員の健康管理や、被災した住民の災害救助、生活再建など自治体対応のノウハウを講義いただきました。
○「災害時における自衛隊の対応について」 陸上自衛隊 第1師団司令部 第三部長 前島政樹
 平成25年伊豆大島の土砂災害や平成26年山梨県の豪雪害への派遣などの事例を交えながら、災害時における自衛隊の役割や災害派遣活動について講義いただきました。

○「災害報道と広報対応」 NHK報道局 災害・気象センター長 辻村和人
 災害が激化する中での災害報道の実像並びに自治体広報とメディアとの連携について、災害報道の中枢である「NHK災害・気象センター長」に講義いただきました。

○「災害危機管理と訓練」 帝京大学 教授 志方俊之
 防衛省の要職を歴任し、日本の災害危機管理の第一人者である志方教授が、「危機管理とは何か」をわかりやすく解説しながら、「危機管理の心構え」を説明していただきました。教授はロールプレイング法式による災害対策本部運営訓練のエキスパートであり、講義に引き続き実施されたロールプレイング演習時には、教授から直接「訓練の指導」を行っていただきました。

<図上訓練(実技)>
 図上訓練はロールプレイング方式で行われ、参加者は自治体の災害対策本部の役割で、高知県を流れる仁淀川の「増水時」における対応を訓練しました。受講者はシナリオを事前に知らされず、時刻の経過とともに明らかになる大規模な洪水氾濫の状況の下、災害対処活動を体験しました。災害対策本部の情報管理には、当センターが開発した「危機管理支援システム」を使用して、情報の共有化を図りながら演習を行いました。

<災害時想定行動の討論>
 図上訓練終了後、受講者全員で災害対処活動を振り返り、反省点や改善策を検討して、今後の防災活動に活用するための討論を行いました。

 ■タイムテーブル (敬称略)

平成26年度 災害危機管理研修日程


※図をクリックすると拡大表示されます

 ■参加者内訳

 平成26年度の研修参加者24名の内訳は、都道府県職員5名、市区町村職員19名 でした。



分  類 参加者所属機関名  ※順不同
 都道府県  青森県、福島県、東京都、新潟県、山梨県
 市区町村  北海道札幌市、北海道ニセコ町
 岩手県一関市、山形県天童市、宮城県仙台市
 埼玉県さいたま市、埼玉県吉川市、埼玉県杉戸町、千葉県野田市
 東京都葛飾区
 愛知県名古屋市(3)、愛知県愛西市、三重県四日市市
 福岡県筑前町、佐賀県有田町、長崎県大村市、大分県杵築市

 ■ アンケート結果

1.全般的な評価
設問01 研修に参加して得るところがあった 96%
設問02 研修の期間について大体良い 92%
設問03 研修時期について適当である 92%
設問04 研修カリキュラムについて今のままでよい 67%
設問05 (イ) 日頃の問題点や疑問点の解決に役立つ 88%
(ロ) 研修で理解修得できたものを活用したい 90%
(ハ) 今後の自己啓発の動機付けとなる 96%
(ニ) 受講者相互の交流が深められた 67%
(ホ) 今後もセンターの研修に参加したい 87%
2.図上訓練についての評価
設問14 演習編成は適切だった 96%
設問15 演習内容は容易に理解できた 88%
設問16 演習時の状況付与は適切に実施された 79%
設問17 演習時の情報交換は適切に実施された 75%
設問18 演習時に組織的に活動することができた 83%
設問19 地方自治体においてこの種の演習を実施する必要がある 100%
設問21 演習で配布された資料は役立つ 96%

 ■ 参加者の声(アンケート)

◆ 全国から集まった防災担当職員と交流し、他の自治体における危機管理対策を学べた!
(1) 実際の災害を想定した訓練だったので、いい体験になった。防災を担当している職員との交流を、特に全国レベルで出来て良かった。研修者は高い意識を持っているので、いい刺激になった。
(2) 現実では、自治体が異なっても行動する事は同じであるが、各々の考え方、捉え方、様々であり、その点を感じとれたことが有意義であった。
(3) 自分の市とは違う他の都市をやってみることにより、地域情勢の把握の大切さを学ぶことが出来た。
訓練を通じて様々な「体験」が得られました!
(1) 災害の無い町におり、災害対策本部を開設したことがありません。しかし、どのように動くか良く分かりました。
(2) 積極的で迅速な行動と適切な判断が必要であると感じました。日頃の準備、心構え、訓練が必要であることも感じました。
(3) 災害時において特定の業務しか行っていない為、全体の流れに関われた事が最も有意義でした。
(4) 自身は県の職員であるが、その時々で市町村が河川管理者から望む情報とは何なのかを知ることができた。


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