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平成25年度 災害危機管理研修の報告
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平成25年度 災害危機管理研修の報告
 平成25年度の「災害危機管理研修」は全国の自治体等から21名の参加を得て11月12(火)〜14日(木)に実施しました。
講義 図上訓練
講義  図上訓練 

 ■ プログラム (敬称略)

<講義>  ※敬称略
○「自治体の危機管理への取り組み」 新潟県 見附市長 久住時男
 平成16年、平成23年に激甚災害を受けた見附市の市長本人から「首長としての判断」「首長が判断する為に必要な情報」「H16年災害後の取り組みとH23年災害の結果」を講義いただきました。
○「陸上自衛隊の災害派遣について」 陸上自衛隊 第1師団司令部 第三部長 松尾幸成
 今回の研修直前に起きた大島での派遣など事例を交えながら、災害時における自衛隊の役割や派遣要請について講義いただきました。
○「NHKの災害報道」 NHK報道局 災害・気象センター長 西野和志
 災害時のマスコミの役割を詳しく解説するとともに、災害時の報道を円滑にするための自治体との連携など、災害報道の中枢である「NHK災害・気象センター」のセンター長に講義いただきました。
○「災害危機管理と訓練」 帝京大学 教授 志方俊之
 防衛省の要職を歴任し、日本の災害危機管理の第一人者である講師が「危機管理とは何か」をわかりやすく解説しながら「危機管理の心構え」を説明していただきました。志方教授はロールプレイングイング法による災害対策本部運営訓練のエキスパートであり、講義に引き続き実施されたロールプレイング演習時には、志方教授から直接「訓練の指導」を行っていただきました。

<図上訓練(実技)>
 図上訓練はロールプレイング方式で行われ、参加者は自治体の災害対策本部のスタッフの役割で、高知県を流れる仁淀川の「増水時」における対応を実施しました。受講者はシナリオを事前に知らされず、時間の経過とともに明らかになる大規模な洪水氾濫の状況の下、災害対処活動を体験しました。災害対策本部の情報管理は、当センターが開発した「危機管理支援システム」を使用して、情報の共有化を図るように工夫しました。

<災害時想定行動の討論>
 図上訓練終了後、受講者全員で災害対処活動を振り返り、反省点や改善策を検討して、今後の防災活動に活用するための討論を行いました。

 ■ タイムテーブル

平成25年度 災害危機管理研修日程


※図をクリックすると拡大表示されます

 ■ 参加者内訳

 平成25年度の研修参加者21名の内訳は、国職員1名、都道府県職員4名、市区町村職員16名 でした。



分  類 参加者所属機関名  ※順不同
 国  国土交通省北海道開発局
 都道府県  福島県、新潟県、山口県
 市区町村  北海道札幌市、北海道ニセコ町
 山形県天童市
 埼玉県越谷市、埼玉県戸田市、埼玉県新座市、埼玉県鶴ヶ島市
 東京都大田区、神奈川県川崎市、神奈川県横須賀市
 長野県飯山市、愛知県名古屋市

 ■ 受講者の声(アンケート)

1.「研修の成果は、充分ありました」
(イ) 「日頃の問題点や疑問点の解決に役立つ」と回答 90%
(ロ) 「研修で得たものを活用する」と回答 95%
(ハ) 「自己啓発の動機となる」と回答 90%
(ニ) 「相互の交流を深めた」と回答 81%
(ホ) 「今後も参加したい」と回答 81%
※参考:アンケートの質問と回答状況
研修に参加して全般的に感じたこと
研修が日頃の問題点や疑問点の解決に役立つところがありましたか?
 はい 7 33%
 ややはい 12 57%
 どちらともいえない 2 10%
 ややいいえ 0 0%
 いいえ 0 0%
研修で理解・習得できたものを活用したいと思いますか?
 はい 12 57%
 ややはい 8 38%
 どちらともいえない 1 5%
 ややいいえ 0 0%
 いいえ 0 0%
今後の自己啓発の動機付けになりましたか?
 はい 14 67%
 ややはい 5 24%
 どちらともいえない 2 10%
 ややいいえ 0 0%
 いいえ 0 0%
研修を通じて受講者相互の交流を深めることができましたか?
 はい 9 43%
 ややはい 8 38%
 どちらともいえない 3 14%
 ややいいえ 1 5%
 いいえ 0 0%
今後、機会があれば河川情報センターの研修に参加したいですか?
 はい 8 38%
 ややはい 9 43%
 どちらともいえない 4 19%
 ややいいえ 0 0%
 いいえ 0 0%

2.研修の中心である、「ロールプレイング方式による洪水対応演習」について、具体的な感想が多く寄せられました
■研修に参加している「他の自治体」「他の都市」における危機管理対策を学べた
(1) 演習における活動やその反省会(討議)において、多くの方と情報交換でき、大変勉強になった。
(2) 自治体ごとに「避難準備や勧告の考え方」に違いがあることが分かった。
「ロールプレイング方式」※ で「実践的な災害対応」の訓練ができた
(1) 「他の部でどのような情報が必要か」把握しておくことが重要と感じた。
(2) 日頃とポジションが違う「部長」の経験ができ、判断・指示を行う管理職の行動が理解できた。これにより、上司にどのように情報を伝えるべきか勉強になった。
(3) 人を動かすためには、情報収集と早めの判断が必要であることを学んだ。
(4) 普段の危機管理業務で、自分が行ったことのない(担当していない)業務を経験して、気づいたことが多くあった。
(5) 自分で考えながら、先を想定し、実行する力が身についた。
  ※ロールプレイング方式
シナリオ(災害の内容)を事前に開示しないで、時間の経過とともに災害対策本部に付与された災害情報を基に、それを整理、分析・共有しながら、災害対応(避難勧告の発令など)の判断・指示を行う訓練方式である。実際の災害時と同様な条件で災害対応を行うため、「実践的な」体験を行える。


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