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第20回 河川情報取扱技術研修のご案内
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第20回 河川情報取扱技術研修のご案内
(平成26年11月11日〜14日)
講義・実習により河川情報取扱技術の実践力を身につける
 自然も社会も、水なしに存続することはできません。河川・流域における水の動きを把握することは、水管理と国土保全の基本であり、国や地方公共団体は、水文観測を長年にわたって継続しています。これらの河川情報は、生命・財産を守るための洪水予警報・水防警報に活用されるとともに、利水・環境保全のための貴重なデータとなっております。

 本年3月には水循環基本法が制定され、また、河川砂防技術基準や水文観測業務規程の改定が行われている状況に社会と時代のニーズの変化が示されており、河川情報データの取得から整理・加工・保存・利用について一層の精度向上、迅速な提供が求められているものです。また、情報を利用する場合にもデータ取得の実際についてより専門的な知識が必要とされています。このような背景から本研修は、河川情報の効率的かつ効果的な取り扱いのため、現場で役立つ実践的知識や新技術の習得を狙いとしています。

 実務経験の豊富な方々を講師に招き、河川情報全般に関わる行政システムや理論、観測技術、河川情報に関する最新技術の動向に関する講義に加え、水文水質データベースの実操作、水位流量曲線の作成や雨量計・水位計・流速計などの観測機器の操作といった室内実習及び現地実習を予定しております。受講者自身の課題を解決できるよう、最終日にはグループに分かれて討論を行い、その結果を全体会議で発表して締めくくるなど、多方面の能力向上を目指す研修を行います。
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 ● 研修の概要  ● 研修の模様
 ● 研修参加者の声  ● 研修による実践力の習得イメージ
 ● 研修日程  ● 参加申込書
 
 ●研修の概要
■対  象  者 国、都道府県、区市町村等の河川情報取扱担当者
公益法人、コンサルタント、測量会社、メーカー等の担当者
■研 修 目 的 河川情報の知識や技術の習得
■研 修 内 容
1日目【講義】 河川情報の基礎知識や政策および新技術、気象に関する最近の話題を講義形式で学ぶ。
2日目【講義・演習】 河川情報システムの概要とその活用について、講義とともにCommonMPを用いたデータの取得と水文水質データベースの操作について演習を行う。
3日目【講義・実習】 水位流量曲線、水文測器の取扱等の講義の後、現地において各種観測機器を用いた水文観測の実習を行う。
4日目【討論会】 数人単位のグループに分かれ、それぞれに選定したテーマで討論し、とりまとめの後、全体討論会で発表する。
■研 修 場 所 一般財団法人 河川情報センター 4F会議室 (地図はこちら
■募 集 人 員 40名 (10月24日または定員になり次第締切)
■研修参加費 1人50,000円 (会場までの交通費、食費、宿泊費等は、別途ご本人の負担となります)
■問い合わせ先 一般財団法人 河川情報センター 研究第2部 糸魚川、大野
〒102-8474 東京都千代田区麹町1-3ニッセイ半蔵門ビル TEL.03-3239-3221 FAX.03-3239-8174
 

 ●研修の模様 (研修状況写真)
河川情報取扱講義 データベース演習
測器取扱実習 ブレインストーミング(討論)
 

 ●研修参加者の声 (前回アンケートより)
 科目編成の評価  良い編成である 76.0% 
 不満が残った 24.0% 
 不満が残った 0.0% 
 科目編成への要望  専門的科目をもっと増やして欲しい 12.0% 
 専門的科目に偏らず基礎知識科目を多くして欲しい 28.0% 
 最近の技術課題に対応した科目を主体にして欲しい 16.0% 
 その他意見 28.0% 
 無回答 16.0% 
 研修日数について  適当 76.0% 
 不適当 24.0% 
 無回答 0.0% 
 研修場所・施設  適当 88.0% 
 不適当 12.0% 
 無回答 0.0% 
科  目 意    見
講   義  各分野の専門家の方々から貴重な話を聞くことができて大変参考になりました。
実   習  データベース登録の操作演習は、とても良かった。
討 論 会  ブレーンストーミングでは活発な意見が飛び交い非常に勉強になった。
 班にメーカーのシステム担当の方がいていろいろな話が出来て良かった。
全   体  最先端の情報に短時間で触れられ、有意義であった。

 ■ アンケートへの対応
  アンケートで示された意見により、本年の研修は以下のように改善を図っております。
   1) 科目編成はおおむね前回と同じとし、情報の活用について科目を増強しております。
   2) 交通が便利で多くの観測方法が実習できる場所において現地実習を行います。
 

 ●研修による実践力の習得イメージ
 

 ●研修日程
 ■第1日目 11月11日(火)  〔講義1:河川情報の基礎〕
時間 研修内容 講師
08:30〜
09:00
受付  
09:00〜
09:05
「オリエンテーション」
 (研修プログラムの説明)
 (一財)河川情報センター
 
09:05〜
09:25
「開講挨拶・河川情報と防災」
河川情報の防災への利活用について説明する。
 (一財)河川情報センター
 理事長
 布村 明彦
09:25〜
10:35
「受講者自己紹介・河川情報に関する課題の提起」 (※)
受講者全員による河川情報取扱技術に関する要望、疑問や課題等を提起する。
 (一財)河川情報センター
 研究第二部長
 栗城 稔
  (休憩)  
10:50〜
12:00
「河川情報取扱技術概論」
水文観測の基礎から情報の利活用を含む河川情報全般の概要を説明する。
 (一財)河川情報センター
 河川情報研究所長
 中尾 忠彦
  (昼食休憩)  
13:00〜
14:10
「国土交通省の河川情報施策」
河川情報に関する法令・行政と規程、河川情報の利用体制の現状と課題、河川情報に関する政策等の最新動向について解説する。
 国土交通省 水管理・国土保全局
 河川情報企画室 課長補佐
 冨澤 洋介
  (休憩)  
14:25〜
15:35
「気象の知識」
集中豪雨の予測や特別警戒警報を含む防災気象情報、特に高解像度降水ナウキャストを含む最近の気象情報の傾向について解説し、活用法を説明する。
 (株)ハレックス
 気象担当部長
 市澤 成介
  (休憩)  
15:50〜
16:20
「水文観測の新技術」
水文観測新技術の課題および今後の展開について解説する。
 (独)土木研究所
 リスクマネージメント国際センター
 水災害研究グループ 研究員
 萬矢 敦啓
16:20〜
17:20
「流速画像解析手法」
河川を撮影した動画から流速を求める解析手法(時空間輝度勾配法、粒子追跡法等)について説明する。
 神戸大学大学院
 工学研究科 教授
 藤田 一郎
(※) 受講者は申込時に提起する課題を所定の様式に記入して提出し、研修会場で発表する。
 ■第2日目 11月12日(水)  〔講義2:河川情報システムの概要〕
時間 研修内容 講師
09:00〜
10:00
「河川情報提供システムの概要と活用」
河川情報提供システムの概要とその活用方法等について説明する。
 (一財)河川情報センター
 情報基盤整備部長/
 情報普及推進部長
 佐藤 宏明
  (休憩)  
10:15〜
12:00
「CommonMP の概要と活用」
河川情報におけるCommonMPに関する最新状況及びその活用について説明する。
 (一財)河川情報センター
 情報基盤整備部長/
 情報普及推進部長
 佐藤 宏明
  (昼食休憩)  
13:00〜
15:00
「水文水質データベース操作の概要」
PC実機による水文水質データベースの概要説明。
 (一財)河川情報センター
 情報基盤整備部
  (休憩)  
15:15〜
17:00
「水文水質データベース操作演習」
PC実機による水文水質データベースの取扱操作演習及び質疑応答の実施。
 (一財)河川情報センター
 情報基盤整備部
 ■第3日目 11月13日(木)  〔室内実習・現地実習:河川情報取扱実技および実習〕
時間 研修内容 講師
09:00〜
10:45
「水位流量曲線【H-Q】の考え方と作成実習」
観測流量表を確認し、水位流量曲線の意義を考察し、手計算により水位流量を評価する。
 (株)水文環境
 代表取締役
 木下 武雄
  (休憩)  
11:00〜
12:00
「測器とデータの特性と取扱実技」
雨量・水位・流量観測の各測器の展示、及び計測原理の説明。測器操作の実演、点検作業、動作確認等を説明する。
 機器メーカー
  (株)拓和、
  横河電子機器(株)、
  (株)池田計器製作所、
  (株)ハイドロシステム開発
  (昼食休憩・移動)  
14:00〜
17:00
「現地実習」 (実習場所:多摩川兵庫島公園周辺)
多摩川と野川の合流点において、各種観測機器を用いた水文観測の実施状況を見学し、観測方法等を習得する。
 (一財)河川情報センター
 (株)水文環境
 機器メーカー各社
 ■第4日目 11月14日(金)  〔討論会:グループ別および全体討論会〕
時間 研修内容 講師
09:00〜
12:00
「グループ別討論会」
数人単位のグループに分かれ、それぞれに選定したテーマで議論を行う。
テーマは第1日目に受講者から提起された課題から選定し、議論した内容を各グループとしてとりまとめる。
 (一財)河川情報センター
 (株)水文環境
 中尾、栗城、佐藤、木下
  (昼食休憩)  
13:00〜
15:30
「全体討論会」 (発表及び討論)
グループ別討論でまとめた内容を全体討論の場でグループ毎に発表する(各グループ約15分)。各グループの発表に対し参加者全員で意見交換する(各テーマ約20分)。
 (一財)河川情報センター
 (株)水文環境
 中尾、栗城、佐藤、木下
  (休憩)  
15:45〜
16:15
「課題の解決方法」 (課題論文)
受講者はこの研修中に得た河川情報取扱技術に関する知見等に基づいて、第1日目に自分が発表した課題の解決方法を記述し提出する。後日、講師陣がコメントし、受講者に返送する。
 (一財)河川情報センター
 研究第二部長
 栗城 稔
16:15〜
16:50
「修了証授与・閉講挨拶」
修了証授与、閉講挨拶、アンケート提出、解散。
 (一財)河川情報センター
 河川情報研究所長
 中尾 忠彦
※研修内容や講師は都合により変更になることがあります。

本研修は、公益社団法人土木学会のCPDプログラム認定を受けています
単位数:25.4単位
本研修は、一般社団法人建設コンサルタンツ協会のCPDプログラム承認を受けています
単位数:25.4単位


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